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都市計画学会1日目 [学会]

都市計画学会にいってきました。今年は北海道大学です。
今年は論文を出していないのですが、

さて今年の大会発表で気になったのは、景観関係の論文が多数でていることでした。
ここ数年かなりの数増えているのですが、今年は多すぎると思いました。
ひととおり目を通してみましたが、どう考えても、今年で一通りやりつくした感があります。

全体的に、カテゴリーは、景観研究なのですが・・・。むむむ。
正しくは景観というよりも、美しい空間研究じゃないかと思います。
このあたり、中村良夫先生がどう思うかというのが気になるところです。
風景学入門 (中公新書 (650))

風景学入門 (中公新書 (650))

  • 作者: 中村 良夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 新書



気になったことを以下羅列しておきますので、興味ある方は連絡ください。
・なぜ景観と美しい空間の違いを分けて議論しないのか。
・なぜ都市計画法と景観法の位置づけを明確に論じていないのか。
・法定都市計画でできることと景観法でできることの役割分担をしたいみたいだが、そもそも哲学が違うのだから価値理念にさかのぼって分析しないと答えがでないのじゃないか。
・法律で景観を本当に扱えるのか?
・全般的に、景観に関する法制度研究は景観条例という手続き研究の延長であり、景観の本質を制度化する議論をしていないのではないいか。
・他方、景観そのものの研究は、なぜ、まちづくりばかりを扱い、都市計画と勝負をしないのか?
・視点場、眺望論、参道景観論などが、景観論の本質であるが、その手の論文を書く人は、なぜ制度にまで言及しないのか?
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