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雑誌を編集する。 [家きょうかい。]

とあるNPO法人の機関紙で、季刊誌の編集が回ってきました。
今年から編集長がかわり、新体制で取り組んでいます。

新編集長の方針をかいつまんで、一言にまとめると。
「やっぱり、都市計画の立ち位置を考え直さないと、これから飯くっていけなくなるよね。」
ということです。

編集長との勝手な共通認識としては、いかに列記するとおり。
・都市計画は所詮社会の問題を解決するための一手段でしかない。
・そうはいっても、planningという以上は、修飾詞としてのurbanを外しても(urban planningというのです。)、「何をどこにどのくらいどうやって置くか」は基本として忘れないようにしよう。
・とはいえ、それをハードとかソフトとか、くだらない話に落とすのはやめよう。

などなど。

個人的には、まちづくり=市民社会の論理による都市的財・サービスの提供(渡辺用語)から、もう一度、公共性の実現方法としての都市計画のあり方を考えてみたいという偏ったものであることには間違いないです。

偏ったところから、本丸を攻めるというのが僕に与えられた使命かなと。
というわけで、前回の特集号は編集長主導で、行政による独占的な公の体現ではなく、公共性というものについて素直に考えてみようぜというものでした。福祉や農業など、現実にかなり変わりつつあるものを、政府、企業、農家、市民も含めて、どういうカタチが望ましいのか。と考え直すという話。

今回は、僕の担当なので、生活者の論理からみて、生きていくうえでの課題は何か? 一人ひとりのライフスタイルを豊かにすることを目的としたときに、planningはなにか貢献できることはあるのか?(もちろん、かなりあるんです。)このあたりを特集してみたいなと。

そういうわけで、楽しい編集会議でした。


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